小劇場舞台の傑作がついに映画化

 

福岡を舞台にした本作は監督をはじめとして、キャストの大多数が福岡出身の俳優を起用しました。
ほぼ全編で福岡ロケを行いセリフも博多弁で、福岡の高校生たちの今をリアルに描いた作品になっています。

一見すると普通の高校生の恋愛物語ですが、高校生の日常や恋、夢などをリアルに描写することにより、「今を生きる」ことの尊さや儚さを問いかけ、
同じく今を生きる日本の若者たちの心を揺らす作品となってい ます。
元々小劇場で好評を博し、10年以上に渡り舞台で上演され続けてきた「徒桜」がついに映画作品として生まれ変わります。

監督は数々の舞台の演出で好評を博してきた畑中晋太郎が初の映像監督作品に挑みます。
舞台演出法として高く評価されている「リアリズムとドラマチックの融合」が映像演出にスライドしつつも十 分に発揮されている作品に仕上がりました。

ある日、真理は明に連れられて
明の友人たちと花見をすることになる。
そして、満開の桜の木の下、
真理は一平と出会う。

一平、真理、浩太、明の4人は
高校最後の夏休みを過ごしていた。
桜の木の下での出会いから
真理は一平に恋心をいだいており、
この夏休みで告白することを決意する。
そして、浩太も心を寄せている人と
数年ぶりに偶然再会したのだった。

そして、夏休みの最後、
4人は来年の春に
また花見をしようと約束をする。

高校生たちの恋愛、部活、受験。
彼らのなんでもない日常を
たった一つの波紋が
すべてを変えてしまう…